横須賀三浦教育会館は3月11日(日)、三浦半島にいきづく童謡・愛唱歌をクラシックの生演奏で楽しむコンサートを開く。郷愁を誘う懐かしいメロディーを逗子在住のクラシック演奏家グループの「コンチェルト・カメリアローズ」=写真=が奏でる。ソプラノとメゾソプラノの美声、心の琴線に触れるヴァイオリンとピアノの演奏で聴かせてくれる。
演奏曲には、日本全国で歌い親しまれている童謡「歌の町」がある。作曲者の古村三千三氏は三浦市生まれ。白石町の歌舞島公園には歌碑が建てられている。
「よい子が住んでるよい町は 楽しい楽しい歌の町」
詩人の勝承夫氏が作詞を手掛け、児童福祉法が制定された1947年に誕生。戦後、子どもたちの平和を願ってつくられた。現在は、子どもの帰宅を促す夕方の防災無線のメロディーとして市内に流れている。
このほか、三浦半島には「めだかの学校」(横須賀市 横須賀学院)「さくら貝の唄」(逗子市 波子不動)「真白き富士の根」(逗子市 逗子開成学園)「城ヶ島の雨」(三浦市 城ヶ島)などの歌碑がある。いずれも今回の公演で演奏される。
会場は同会館ホール(横須賀市日の出町3の19の16)。午後2時開演。入場料は大人2千円、高校生以下1千円(収益の一部は遺児育英資金に寄付)。定員200人。詳細は同会館【電話】046・824・0683
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