神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2018年11月30日 エリアトップへ

三浦半島活性化シンポ 地域の多様性理解し連携

経済

公開:2018年11月30日

  • X
  • LINE
  • hatena

 三浦半島振興と地域課題の解消を産学連携で取り組む「三浦半島地域活性化協議会」は今月26日、構成する7団体(かながわ信用金庫、神奈川新聞社、関東学院大学、京浜急行電鉄、三浦商工会議所、横須賀商工会議所、横浜市立大学)のトップが顔を揃え、横須賀商工会議所で公開シンポジウムを開いた。直面する人口減少や活性化策をテーマに意見を交わした。約150人が参加した。

 会の前段で大学教授が行った20代〜30代女性の居住地に対する意識調査の報告があり、「三浦半島は子育てに適した場所と認識され、定住志向も高い一方、交通や買い物の不便さや訴える声が多い」と発表。観光による地域活性を望んでいない生活者が存在していることなども伝え、転入層を意識した施設の充実化や新しい経済政策の必要性を説いた。

 参加団体の代表による討論では、各人が持論を展開。原田氏は「三浦半島の自社施設を周遊するパスを販売していたが振るわなかった。地域に目を向けて協力を求めたことで『みさきまぐろきっぷ』などの人気商品が誕生した」と民間連携の重要性を述べた。

 規矩氏は「地域の多様性をどう利点に持っていくかが大事。学生に考える機会を与えたいと思っている」と行政や団体と連携協定を進めている意義を話した。重田氏は「人口減少対策の選択肢として外国人労働者の受け入れを地域でどう考えるか、議論していく必要性がある」と今日的な話題に言及した。

 同協議会の呼びかけ人である平松氏は「集中的に取り組む課題を提示してもらった」とし、協議会として積極的に取り組んでいくことを確認した。

三浦版のローカルニュース最新6

シンボルの由来

記者の目キラリ

シンボルの由来

〜城ヶ島エリアの巻〜

4月26日

「かなライド」出発

「かなライド」出発

8カ月間の実証実験開始

4月26日

正しい日本語、身につけて

正しい日本語、身につけて

ボラ団体 外国籍の人に学習支援

4月26日

「食の神」に感謝

三崎海南神社

「食の神」に感謝

華麗な包丁さばき披露

4月26日

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

来秋の完成目指す

4月26日

神奈川の食の魅力PR

神奈川の食の魅力PR

10月に展示会 出展者募集

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook