三浦市主催のビジネスセミナー「ネットを活用したローカル小商いで三浦を元気に!」が、今月19日に南下浦市民センターで行われた。
講師は大手広告代理店(株)電通でマーケティングディレクターを務める加形拓也さん(市内在住)。対企業のほか、各地で地域創生を目的とした観光プランや地場産品開発に携わりながら講演活動を行っており、「三浦を元気にしたい」と市へ開催を打診。このほど実現した。会場には市内外から大学生や個人事業主、主婦ら約20人が集まった。
講演では、地域発のビジネス事例のひとつとして、「大地のかりんとう」を紹介。同商品は岐阜県の和菓子店と油問屋が考案し、福祉作業所が委託製造するもので、製法・パッケージ・PRなど強みをいかした事業を展開。全国区の大ヒット商品に成長した例を挙げた。
そのほか、昨年6月に新法が施行された民泊や台頭するインターネットサービスの最新事情など具体例を示しながら、「何かを始めることにリスクのないチャンスの時代」と説いた。
最後に「まずは小さく動く。好きなことコツコツと続け、ネットを活用して発信する。それがいずれ地域を動かす大きな力になる」と加形さん。地域性と個々の独自性を両立する“ローカル&スモール”の持論を語ると参加者は熱心に聞き入っていた。
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