三浦市社会福祉協議会は、市内で活動する住民主体のサロンなどに対し、「フレイル予防緊急支援事業たすけあい活動応援金」として、1団体1回限りで1万円を交付する。コロナ禍以前から住民有志や老人会、自治会などが主催する健康づくりサロン、見守り・助け合い、生活支援、移動支援、配食・会食といった地域活動が対象。
市社協によると、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため活動休止を余儀なくされ、運動不足や社会参加の機会が減ったことで、寝たきりや認知症のリスクが高まる「フレイル」(心身の衰え)の進行が懸念されている。
早期の再開が求められる一方で、密閉・密集・密接の「3密」を避けるなど、安全対策に徹底して努めなければならない。しかし、運営者の多くが住民有志によるもので、マスクや消毒液のような備品購入、再開告知・利用を呼びかける広報チラシなど、事前準備に要する費用捻出が困難な団体が多い。こうした事情がスムーズな再開を妨げているとして、支援金の交付を決めたという。
希望団体は、専用申込み用紙に必要事項を明記し、郵送またはFAXで申請する。8月31日(月)締め切り。
担当者は「市社協ホームページや広報紙『社協みうら』を通じて、他の団体が行うフレイル予防以外の助成事業も紹介予定」と話し、随時情報を発信する。
詳細は地域福祉課【電話】046・888・7347
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