今月21日（日）で閉店する「さいか屋横須賀店」＝写真＝が屋号と建物をそのまま維持し、３月６日（土）から再オープンすることが発表された。「ＳＡＩＫＡＹＡ ＹＯＫＯＳＵＫＡ ＳＨＯＰＰＩＮＧ ＰＬＡＺＡ」を新たな愛称に採用。担当者は「『さいか屋』の名を残して今まで通り親しみやすく、さらに若い方にも集まってもらえるよう、人が集まる場所を意味する『ＰＬＡＺＡ』という言葉も取り入れた」と話す。
これまで新館地下１階から地上６階までだった営業区画を４階までに縮小。南館や地下駐車場、馴染み深い包装紙・紙袋も引き続き使用する。
新店舗では「買い回りをしやすいコンパクトな売り場」にシフト。百貨店としての品揃えを維持しつつ、日用使い商品の充実を図るという。地下食品売り場には、新たに総菜コーナー「肉処 大和 お肉屋さんのお惣菜」や、紫いもアイスクリームなどを扱う「鎌倉いも吉館」を誘致。１階銘菓売場でベルギー王室御用達のチョコレート店「レオニダス」が新たにオープンする。
上層階にあるギフトコーナーは１階へ。中元や歳暮のギフトセンターを開設するシーズンスペースも設置するなど、需要が高い贈答品をワンストップで購入できるよう配慮する。また、２階には現在の婦人服や靴・バッグに加え、宝飾品売り場を移設。３階は衣料品と合わせ、寝具やキッチン用品も小規模で展開する。
テナントでは１階で「成城石井」、３階に登山用品の「好日山荘」、アパレルショップ「サカゼン」は４階に移動し、営業を続けるという。
21日の閉店前にはセレモニーを予定。なお、改装中も「成城石井」と「学生服売場」（南館１階）、中国料理「煌蘭」（南館２階）は営業を続ける。
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