コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行(横浜市西区)と京浜急行電鉄(株)(同)は3月23日、横浜銀行上大岡支店で「三浦半島エリアマネジメントに係る業務提携」を結んだ。その第一弾の取組として、料理レシピサイトを運営するクックパッド(株)(同)が展開する生鮮宅配ボックス「マートステーション」を横浜銀行店舗や京浜急行線の駅に設置することを発表。三者の協業により、三浦半島の地域産品の販路拡大を支援する狙いがある。
宅配サービス「クックパッドマート」は同社が提供するアプリを活用し、地域の生産者や販売店から食材を直接購入できる仕組み。インターネットで注文のあった食材を送料無料で指定の生鮮宅配ボックスに届け、購入者が引き取るシステムだ。これまで主に1都3県の商業施設など約700カ所に「マートステーション」を設置。神奈川県内には244カ所に整備されている。4月6日からは横浜銀行の上大岡支店、弘明寺支店、磯子支店、たまプラーザ支店の4カ所に加え、京急富岡駅、金沢文庫駅などにも導入する予定だ。
8事業者78品目
三浦半島の事業者についてクックパッド(株)広報によると、3月23日時点で8事業者78品目を販売しているという。丸清製麺や88旬とオーガニックみつばちハッピ、三浦ベジタブル、元気もりもり山森農園、コーシンファーム金田牧場、羽床総本店、高梨商店、松原農園が三浦特産品の大根や新鮮野菜などを取り扱っている。同社の末吉謙太本部長は「地産品がたくさんある三浦で地産地消を進めたい」と事業展望を語る。
三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|