神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2022年6月24日 エリアトップへ

(PR)

神歯大附属病院 「認知症=もの忘れ」は誤解 正しく理解が治療の第一歩

公開:2022年6月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

 国内の認知症患者数は増加の一途をたどっており、今や600万人を超えている。65歳以上の高齢者では、6人に一人が発症しており、身近な症状といえる。一方で、流言や誤解に基づく情報も多く、誤った予防法や接し方により状態を悪化させてしまうことが少なくない。神奈川歯科大学附属病院 認知症・高齢者総合内科の眞鍋雄太教授=写真=に話を聞いた。

  * * * *

 「先ず大前提として『認知症』は病気の名前ではない」と眞鍋教授。「症」の言葉が示すように、何らかの病気を原因に認知機能障害が生じ、その結果、社会生活に支障を来している状態をそう呼ぶのだという。

 もう一つ、多くの人が誤解しているのが「認知症=もの忘れ」という理解。とっさに人の名前が思い出せなくなるなど、老化現象による物忘れもあり、「問題なく社会生活を送れているのであれば、心配することはない」と眞鍋教授は説明している。原因となる病気ごとに認知症の症状は異なり、もの忘れがなくても理解力や判断力の低下によって、反社会的な行動を取ってしまう「物忘れのない認知症」も存在するという。

 認知症を正しく理解することが治療の第一歩であり、同院では、日本認知症学会専門医が見極めの難しい認知症の診断と治療を行っている。

神奈川歯科大学附属病院

横須賀市小川町1-23

TEL:046-822-8877

http://www.kdu.ac.jp/hospital/

三浦版のピックアップ(PR)最新6

犬も猫も混合ワクチン

犬も猫も混合ワクチン

成犬・成猫は年1回

4月26日

趣味や生きがい 本で残す

趣味や生きがい 本で残す

タウンニュースの自費出版

4月20日

良質肥料、予約販売

良質肥料、予約販売

15kg入り1袋100円

4月12日

安否確認は「無事です」タオル

安否確認は「無事です」タオル

地域全体で備えの強化を

4月12日

「給水車」対応容器が必要

被災した記者に聞く

「給水車」対応容器が必要

自治会など地域でも備えを

3月29日

左官職人で生きてきて見えてきた世界

No.7 生きる知恵育む土

左官職人で生きてきて見えてきた世界

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook