特殊詐欺の被害を未然に防止したとして、三崎警察署(堀川康一郎署長)は5月29日、ファミリーマート三崎口店にアルバイト勤務する髭白七海さん(18)と篠原舞桜さん(19)を署長室に招き、感謝状を贈呈した。
「これって、どうやって使うんですか」。4月21日、電子マネー購入のため、同店に訪れた70代男性にこう聞かれた。違和感を感じた2人が購入理由を聞くと、パソコンが突然フリーズした後、画面上に「ウィンドウズがロックしました」という表示が出た。指定された電話番号に連絡してみると「セキュリティを解除するにはアップルギフトカード5万円分の購入が必要」と言われたという。相手にカード裏面の番号を教えると、購入金額分を使用される詐欺の手口を知っていた2人は警察に通報。無事に詐欺を防ぐことができた。
「よく見抜いてくれた。今後も被害を出さぬよう呼び止めてほしい」と堀川署長。同署によると、同様の詐欺は全国的に増加傾向で、「購入店や家族に相談するなど一人で解決せず、まず確認を」と呼び掛けている。
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