日頃の訓練の成果を発揮 市消防団が県消防操法大会で披露
第48回神奈川県消防操法大会が7月24日に厚木市にある県総合防災センターで開催され、三浦市代表として小型ポンプ操法の部に三浦市消防団第10分団が出場し25チーム中14位だった。順位こそ報われなかったが、炎天下の中、団員は日頃の訓練の成果を発揮した。
同大会は2年に一度実施され、ポンプ車操法の部と小型ポンプ操法の部の2種目があり、三浦市は開催ごとに両種目を交互に出場している。
消防操法は、あらかじめ設定された簡易型の防火水槽からポンプ車(または小型ポンプ)で給水し、火災現場を想定した火点と呼ばれる標的にめがけて放水するまでの一連の手順を行うもの。大会ではこれら一連の動きの速さと正確さが評価の鍵を握る。
第10分団は6月中旬から大会前日まで夜間練習に励み、技術を磨いてきた。今大会では検討及ばず14位に終わったが「タイムは目標としていた時間よりも早く良かった。細かいところでミスがありそれが減点に結びつき、今回はこのような結果になったが、大きなミスをすることはなく、日頃の訓練の成果は発揮されたのではないか。選手たちは炎天下の中、非常によくやってくれた」と田中義裕市消防団長は検討を讃えた。県消防課の堀江課長は「今年の出場チームは全体的にレベルが高かった。順位はついているが、点数ではどれも僅差。速さも大事だが、動作の正確さも重要なポイント。三浦市消防団は、機敏な動作で大きなミスはなかった。僅差だった」と評価した。
なお、同部門で上位入賞は次のとおり。1位・南足柄市消防団。2位・寒川町消防団。3位・横浜市戸塚消防団。4位・大和市消防団。5位・厚木市消防団。
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