日頃から備えを 防災訓練を実施
三浦市は13日、総合防災訓練を実施した。これは、昨年の東日本大震災を教訓に、地域住民の避難経路の確認や円滑な避難所の設置、関係機関との連携強化を目的としたもの。
会場となった上宮田小学校には多くの地域住民が集まった。吉田英男市長は「昨年の東日本大震災以降、防災体制の強化を図っているが、行政だけでは限界がある。市民一人ひとりの助け合いの取り組みが必要となる。このような訓練をきっかけに災害に対する準備をお願いしたい」と訓練の意義を説明した。
会場では、関係部署が災害状況を報告する訓練、自衛隊の車両から物資などを受け入れ炊き出しまでする訓練、住民が負傷者役になり、搬送の手順や救護をする訓練などが行われ、参加者は手順を確認しながら真剣に取り組んでいた。
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