厳かな舞に感嘆の声 「面神楽」を奉納 海南神社
三浦市三崎の海南神社に伝わる三浦市指定重要無形民俗文化財「面神楽」が7・8日に同神社で奉納された。
面神楽は日本神話から題材が選ばれており、太鼓や笛の音に合わせ喜怒哀楽を無言で表現する。現在、海南神社面神楽保存神楽師会によって継承されている。
7日、会場の同神社神楽殿には、演舞をひとめ見ようと多くの人が集まった。太鼓と笛の音が流れると、金糸や銀糸をふんだんに使った煌びやかな袴や陣羽織の衣装を身にまとい、「国固め」、「ちのり」、「恵比寿の舞」などが披露された。カメラを舞台に向け、シャッターを切る人も。リズムに合わせ、体全体で表現する厳かな舞に、終始観客は見入っていた。
鎌倉から来たという女性は「よく休みの日にドライブで三浦に来る。今日は三崎に来たら面神楽の奉納を知って見に来た。初めてなので内容は分からなかったが、独特の動きと足元から手の先まで、細かい動きに感動した。見ることができて本当に良かった」と話していた。
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