市消防 技術高めた船舶火災訓練 消防と企業が連携図る
船舶火災が発生したことを想定した消火・救助訓練が19日、油壺のシーボニアマリーナで行われた。秋季火災予防運動の一環で、市消防署、消防団、シーボニアの社員が訓練に参加した。
海上の船から火災が発生し、船上に残された人や海に飛び込んだ人がいるという想定で訓練は開始された。水難救助隊が海に飛び込み、救助者の救出にあたると同時に岸壁から消防車による放水で船の消火が行われた。参加者は、それぞれの役割を確認しながら連携を図り訓練にあたった。
市消防は「シーボニアの協力で、実地訓練を行うことができた。実際に行うことで、手順の確認や連携など隊員の技術を高める良い訓練になったと思う」と話した。シーボニアマリーナを運営するリビエラリゾートの山崎哲雄常務は「消防との連携は必要不可欠。今回の訓練は私たちにとって勉強になった」と話した。
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