子どもの成長を祝う雛祭り 昭和館でイベントを開催
築110年を超えた旧商家を開放し、国指定の重要無形民俗文化財や昭和前期の生活様式等の展示を行っているチャッキラコ・三崎昭和館では雛祭りイベントを開催する。イベントに先立ち、館内には雛人形(7段飾り)や吊るし雛が展示され来館者の目を楽しませている。
かつて女子児童のいる家庭では座敷に雛人形(段飾り)を飾り、子どもの成長を祝ってきた。しかし、近年生活様式の変化に伴い住宅の構造も独立した個室が多くなるなど大きく代わり段飾りができる家庭が少なくなってきた。同館では、かつての家庭の雰囲気を味わってもらおうとイベントを企画した。「時代の流れで雛人形を飾る家庭も少なくなってきた。少しでも雛祭りの雰囲気を感じてもらえれば」と同館スタッフは話している。
お琴演奏/3月8日(土)・4月6日(日)。両日ともに、1回目は午前11時開始、2回目は午後1時30分開始。3月は来館者に甘酒の振る舞い、4月は来館者には抹茶が振舞われる。演奏は清野美知子氏(生田流筝曲師範)。
桃飾りのつくり方教室/ちりめんを使って作る。3月9日(日)・4月13日(日)。両日ともに午後1時30分から。参加費は1人800円(材料費として)。指導は、同館スタッフ。
詳細・申し込みはチャッキラコ・昭和館【電話】046・882・3156
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