残さず食べたら会えるかも 給食の食器にツナ之介登場
三浦ツナ之介に会えるかな―。
市内小・中学校の給食の食器に4月から、ご当地キャラ「三浦ツナ之介」のイラスト入りがお目見えした。これは、子どもたちにツナ之介に親しみを持ってもらうと同時に、食器を大事に扱ってもらおうというもの。残さず食べきると、食器の底に描かれているツナ之介に会える仕組みだ。
市は、食に関する安全面から温かい汁物には磁器製の食器を使用している。磁器製は、破損しやすいため破損防止という観点から市職員と製造会社との打ち合わせの中でイラスト入りの食器が生まれた。
イラストは、シールなどによる後付ではなく、焼きの段階から入っているため安全面はクリアしている。また、従来の模様入りの磁器製食器より価格は低く抑えられていることも実現に結びついている。
現時点では、破損した場合に備えて補充用に作製した600個のみ。児童や生徒約3千人に対し、ランダムに給食に登場するので会えるかどうかは運次第となる。
子どもたちの間では、「今日はツナ之介に会えるかな、といった楽しみが給食の時間にできているようだ」と市給食課。同課は「給食の時間に新たな楽しみができて笑顔が増えれば。イラスト入りの食器は、今後増やしていく予定」と話している。
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