3年連続東関東大会に出場 初声中吹奏楽部
同吹奏楽部は、県大会で金賞に輝き東関東大会出場権を得た。3年連続で東関東大会出場は同校にとって1997年・98・99年以来の快挙となる。一昨年の大会では東関東大会で銀、昨年は東日本大会出場も銀賞だった。今年の東関東大会には35校が出場し6校が東日本大会に出られる。
技術・表現力が評価の対象となるコンクール。同校が演奏する曲は「アンティフォナーレ」。顧問の鈴木順子教諭が選んだ2曲から生徒の投票で決まった曲だ。音の強弱が激しく、演奏曲としては高いレベルに位置する。「生徒のチャレンジ精神に期待し、あえて難易度の高い曲を提示した。結果的に生徒も選んだ」と鈴木教諭。
出場するメンバーは3年7人、2年8人、1年11人。経験の浅い1年生が多い今年は過去2年の中で一番状況は厳しい。しかし、その中でも関東大会出場まで進んだ。太田優花(3年)部長は「3年や2年がしっかりと指導し、1年は頑張ってくれた。全力を出し、悔いのない演奏をしたい」と力強く語った。
同部は、練習だけではなく校内の掃除から花壇の世話も独自に取り組む。これは「心や生活の乱れは音楽に表れる」という言葉を信条にしている同部が脈々と受け継いできている活動。渋谷校長は「大会出場は、子ども達の人生にとって良い経験となるはず。全力を出しきってほしい」と部員にエールを送った。
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