海に関心を深めてもらおうと市内の小中学生を対象にした写真コンテストが行われその表彰式が先月28日、東京大学三崎臨海実験所であった。市内の小中学校から寄せられた397点の中から11点の作品が選ばれた。
同実験所と三浦市は海洋教育促進のために教育面でも連携をとっており、コンテストはその一環で年に1回開催で3回目。
海の生き物部門での最優秀賞は山縣絆奈さん(名向小3)の「エイリアン?」。海の中からヤドカリを見た作品。撮影方法とヤドカリが海中から地球をどのように見ているのかという想像力膨らませる作品が評価された。
海の風景とくらし部門での最優秀賞は札内茜さん(三崎中1)の「恵は海から」。あえて逆光で被写体を撮影したことが神秘的な作品となった。被写体が輝いて見え、また、動きが伝わってくるところが評価された。
及川圭介教育部長は「海洋教育を通じて、三浦で生まれ、三浦で育つことを誇りに思ってほしい」と話し「カメラを通して三浦の良さをたくさん発見したと思う。この良さを多くの人に伝えてほしい」と受賞者に語った。赤坂甲治所長は「海は、そこに住む生物だけではなく人間も様々な形でかかわっていることを、コンテストを通して勉強したと思う。将来、世界に羽ばたくみうらっ子になって」と語った。
優秀賞、特別賞は次のとおり。敬省略。
海の生き物部門/飯嶋美里(南下浦中3)、岡本沙也香(南下浦中2)、小林悠武(上宮田小2)、鈴木璃穂(剣崎小2)。海の風景とくらし部門/小山大地(初声中1)、松井優樹(名向小5)、永田響都(上宮田小4)、田中碧羽(初声小1)、安野慎吾(特別賞 名向小6)。
作品は、同実験所ホームページで公開される予定。
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