地域の大人が子どもを犯罪から守る―。三崎警察署は今月16日、市立旭小学校(古山好校長)の全校児童約150人を対象にした、「子ども110番の家」の普及啓発活動を行った。
子ども110番の家とは、犯罪被害や事件事故に遭遇した際などに安全確保のため駆け込むことが出来る民間の地域防犯拠点で、一般家庭や商店がボランティアとして登録している。現在、市内には約400軒設置されているが、「知らない人の家に突然入りにくい」「どこにあるか分からない」といった児童も多く、同署では不安の解消や活動の認知度の向上、緊急時の対応方法について再確認する場を設けた。
「先生や警察だけでなく地域の人がみんなを守っていることを知って」と田中署長のあいさつ後、児童らは3班に分かれ、署員・教員とともに学区内に所在する110番の家を訪問。家主や商店主と直接顔合わせし、コミュニケーションを図った。「何かあったらいつでも入ってきて」と声を掛けられると、子どもたちは「顔が分かって安心した」などと笑顔で話した。
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