神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2016年8月5日 エリアトップへ

高梨商店(宮川町) 旬味わうご当地かき氷 野菜やまぐろを素材に

社会

公開:2016年8月5日

  • LINE
  • hatena
カボチャの優しい甘さを感じる一品
カボチャの優しい甘さを感じる一品

 うだるように暑い日は、地産地消の特製かき氷で、クールダウンしてはいかが―。

 市内宮川町にある高梨商店では、地元素材を使ったかき氷の提供を今月から始めた。店内の一角に「はるみせ」と名付けたコーナーを設け、昔懐かしい手動のかき氷機がシャリシャリと音を立てて大きな氷を削っている。器に盛られたふんわり柔らかな雪山に回しかける手づくりシロップの素材の多くは、となり近所の農家で採れたものばかり。この時季はトマト、カボチャ、メロンなど今が旬の畑の恵みが顔を揃える。「宮川の素材の良さ、季節を感じてほしい」と同店の高梨喜裕さんは話す。

 なかには鮪のエキスや海苔・ワサビを使った「鮪かき氷」、バター醤油ソースをトッピングする焼きトウモロコシをイメージした変わり種の一杯も。一見ミスマッチとも思えるが風味そのままに、意外な美味しさが楽しめると販売開始早々、好評を博している。

 これら全てのシロップ作りを手掛けるのは、「パティスリークロ」(横須賀市根岸町)のパティシエ黒木賢一郎さん。野菜が持つ自然な甘味、皮ごと使った時のちょっとした苦味、果実の酸味や舌触りなどを活かしたシロップは、ピューレのような濃厚さが特徴だ。同店のかき氷を目当てに藤沢市から訪れたという女性客は、「氷とのバランスが良く美味しい。これなら2〜3杯食べられそう」と味比べを楽しんでいた。

 高梨さんは「ダイコンやハチミツなど他にもたくさんの素材がある。1年を通して味わってもらえたら」と意欲を見せた。

   *  *  *

■高梨商店/宮川町12の11/午前8時〜午後8時/6百円〜

三浦版のローカルニュース最新6

シンボルの由来

記者の目キラリ

シンボルの由来

〜城ヶ島エリアの巻〜

4月26日

「かなライド」出発

「かなライド」出発

8カ月間の実証実験開始

4月26日

正しい日本語、身につけて

正しい日本語、身につけて

ボラ団体 外国籍の人に学習支援

4月26日

「食の神」に感謝

三崎海南神社

「食の神」に感謝

華麗な包丁さばき披露

4月26日

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

来秋の完成目指す

4月26日

神奈川の食の魅力PR

神奈川の食の魅力PR

10月に展示会 出展者募集

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook