市立名向小学校(小泉修校長)で先月29日、横須賀鉄道模型同好会(松本勉会長)の有志が鉄道模型製作教室を開いた。体験活動や地域交流を目的に同校で行われているサマースクールの講座の一環。
5回目を数える人気講座で、今回は児童15人が参加した。グループに分かれて、ボール紙や竹ひごなどを使ってタンク車・有蓋車・無蓋車製作に挑戦。手すり・はしごなど細かいパーツの接着や塗装も行い、オリジナルの1両を作りあげた。完成した車両は全て繋げ、教室内に組まれた巨大ジオラマ上で運転を体験。ヴェルニー公園、記念艦「三笠」、油壺マリンパーク、城ヶ島など三浦半島の名所が再現されたコースの間を列車が走り始めると、児童らは身を乗り出しながら歓声をあげて喜んでいた。
メンバーの1人、土橋敏夫さん(小網代在住)は、「鉄道模型をつくる楽しさ、動かす楽しさを子どもたちに伝えられたら嬉しい」と話した。
同会では、10月8日(土)〜10日(祝)に横須賀市追浜行政センター、11月3日(祝)に三浦ふれあいの村で運転体験会を実施する。
三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|