三浦市は今月7日、今年度の市内海水浴場入込客数が、昨年度比2万294人増の50万1560人だったと発表した。
今夏は昨年と比べて好天に恵まれたことで客足が伸び、各海水浴場の客数は、三浦海岸42万7480人、大浦9190人、荒井浜2万3170人、横堀7170人、和田3万4550人となった。
また、昨年から導入された海上アトラクション「三浦海岸ウォーターパーク」(三浦海岸海水浴場運営委員会の運営)が施設規模を拡大して営業を行ったところ、7月16日から8月21日までの30日間で約6900人(前年度4200人)が利用。家族連れや若い海水浴客らを中心に好評を博した。
京浜急行電鉄(株)が2014年から販売している企画乗車券「みうら海水浴きっぷ」の売り上げも堅調。往復乗車券や海の家施設利用券などがついたもので、同社の発表では54日間の販売期間中、前年度比およそ2割増の売り上げがあったという。
ごみ問題に苦慮
海の家の「クラブ化」といった大きなトラブルは確認されていないが、多くの人でにぎわいを見せた一方で、一部の観光客によるゴミの不法投棄が毎年あとを絶たず、近隣住民の頭を悩ませている。
とくに砂浜、駐車場、三浦海岸駅周辺などで空き缶やペットボトル、バーベキューのごみや機材、ビーチ用品などが置き去りされるケースが目立ち、市は数年前から駅に近いごみステーションに交通規制や誘導を兼ねたスタッフを配置。積極的な声掛けでごみの持ち帰りを促し、対策を図っているが市は「十分な対応がしきれていないというのが現状」と振り返った。
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