三浦市が主催する生活習慣病予防を目的としたウォーキング教室「歩(ぽ)っぽの会」。同会ではこのほど、発足10周年を記念したウォーキングガイドブックを制作した。過去に歩いたコースのなかから8コースを厳選。地図や名所名跡の紹介だけでなく、バス停の位置や道路状況などを明記。そのほか、効果的な準備体操・整理体操の仕方などがまとめられている。
これらの執筆を担当したのは、教室の運営を行う修了生ボランティアたち。市では年間で3分の2以上参加した受講者を修了生に認定しており、2007年度からこれまで50人を超える人がボランティアとして登録。現在は10余人が実際のコースの下見・打ち合わせ、ガイド役などを任されている。
メンバーの1人、三上智恵さんは10年前、「自身の健康づくりになれば」と教室へ参加。運動習慣が身につくだけでなく、風光明媚な三浦の景観やウォーキング仲間との出会いに魅了されたことがきっかけで、伝える側へ。「教室を通して歩く楽しさを知ってもらえたら」と話す。また、同じく古参メンバーの二見勝さんは「歴史や自然など歩くたびに新しい発見が多くコース選びに苦心したが、歩っぽの会ならではの本に仕上がったのでは」と出来上がった冊子を手に顔をほころばせた。
来月のイベントで配布
10月19日(水)には市総合体育館(潮風アリーナ)1階研修室で、10周年のスペシャルイベントを実施する。当日は血圧測定や約1時間のウォーキングを楽しむほか、参加者にはガイドブックを進呈する。
集合は午前9時10分、正午解散。参加無料。持ち物はタオル、飲み物、上履き、筆記用具と動きやすい服装。ボランティアメンバーらは、「一緒に楽しく歩きましょう。どなたでもお気軽にどうぞ」と参加を呼び掛けている。
詳細は健康づくり課【電話】046・882・1111(内線371/372)
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