城ヶ島では今月初旬から名産のイセエビ漁が口開け(解禁)を迎え、水揚げが始まった。
200キロ近い水揚げがあった今年の解禁日。現在は1日70〜100キロほどに落ち着いており、量こそ例年より少ないが品質は上々だという。
城ヶ島漁業協同組合の直売所の生け簀には、水しぶきをあげて元気よく泳ぐ赤々としたイセエビがずらり=写真。新鮮な天然の味を求めて遠方から訪れる買い物客の姿もあった。
同漁協ではアイゴやムラサキウニが海藻を食べつくす磯焼けと呼ばれる食害被害に直面。イセエビの生育に重要な藻場の消失危機に瀕したが、近年、地元ダイバーとの連携で駆除に乗りだし、個体数減に奏功。カジメをはじめとする藻場は徐々に回復の兆しを見せており、漁協関係者は今後の漁獲量増加へ期待を寄せている。
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