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中島内科クリニック対談企画 ホルモン補充療法とは 産婦人科・内出医師に聞く
内出医師（左）と向笠医師
イライラや不眠などを引き起こす更年期障害。治療法の一つ「ホルモン補充療法」（ＨＲＴ）は、欧米ではよく用いられる方法だが、日本での浸透率は高いとは言えない。ＨＲＴについて中島内科クリニックの向笠浩司医師が内出産婦人科の内出一郎医師に聞いた。
向―更年期障害の症状は？
内―うつや不眠、また肌荒れやむくみといった症状も更年期によるものです。
向―ＨＲＴの効果は？
内―イライラや不眠が改善されるほか、肌につやが出るなどの効果もあります。
向―副作用はどうですか？
内―胸の張りや不正出血を伴うことがあります。
向―誰でも受けられる？
内―閉経期以降なら可能ですが、乳がんや脳梗塞を患ったことのある人は受けることができません。他にも条件があるので、診療時に必ず確認します。
向―最後に読者の皆様へ。
内―ホルモンの薬というと抵抗のある人がいるようですが、メリットが多い治療です。また、内科で診療しているような症状でも更年期障害の可能性もあるので気軽にご相談ください。
向―本日はありがとうございました。
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