神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2018年4月6日 エリアトップへ

いつでも"かまど炊き"体験 三崎昭和館で貸し出し

文化

公開:2018年4月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
左官職人が手掛けたかまど
左官職人が手掛けたかまど

 持ち運びできる“レンタルかまど”あり〼――。「チャッキラコ・三崎昭和館」(三崎2の11の3)では、昔懐かしいかまどの貸し出しを行っている。

 同館は築100年を超える蔵造りの商家を活用した郷土資料館。館内では昭和の庶民の暮らしを再現した展示を行う。2010年の開館時、地元左官屋「左菊」の鈴木一史さんを中心に職人仲間らがワークショップ形式で据え置きの2連式かまどを材料である土れんがから制作。その際、移動式のかまども同時に作られ、近年まで三浦商工会議所青年部が主催する食育イベント「かまどdeごはん」などで利用されてきた。薪割りや火起こし体験を楽しんだり、災害時に役立つアウトドア術を学んだりと、子どもを中心に人気を博した。

 経年劣化による傷みが進んだためこのほど新調。新たなかまども土で作られ、漆喰の鮮やかな朱色が目を引く。重さは70〜80kgで、釜は4升炊き。以前より50kgほど軽量化したことから、鈴木さんは「多くの人に使ってもらっては」とレンタルを提案。この申し出に同館を管理運営する市民ボランティアグループ「サポーターみうら」の山口勝さんも賛同し、このほど受付けが始まったという。

 同館へ貸出・返却に来られることが条件。イベント内容により料金は応相談だが、おもに維持管理費にあてられる。

 毎週水曜・木曜休館、開館時間は午前10時から午後4時。利用に関する問い合わせは、同館【電話】046・882・3156
 

三浦版のローカルニュース最新6

シンボルの由来

記者の目キラリ

シンボルの由来

〜城ヶ島エリアの巻〜

4月26日

「かなライド」出発

「かなライド」出発

8カ月間の実証実験開始

4月26日

正しい日本語、身につけて

正しい日本語、身につけて

ボラ団体 外国籍の人に学習支援

4月26日

「食の神」に感謝

三崎海南神社

「食の神」に感謝

華麗な包丁さばき披露

4月26日

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

城ヶ島西部地区温泉旅館が着工

来秋の完成目指す

4月26日

神奈川の食の魅力PR

神奈川の食の魅力PR

10月に展示会 出展者募集

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook