1日限定、子どもたちが本に親しむ“バス図書館”が三浦海岸にやってくる――。読書イベント「“え”ほん ふれあい ていりゅうじょ」が、2月17日(日)午前10時から午後2時に開かれる。
「『笑』顔と『絵』本が集うバス停」と題した同イベントを企画したのは、市内のバス会社「三浦観光バス」常務取締役の根岸辰也さん=人物風土記で紹介=と、葉山町で保育所を運営する中尾薫さん。中尾さんは、有志らと絵本や児童書に特化した私設図書館「うみとやまのこどもとしょかん」を開館。昨年には車を改装した移動図書館をスタートさせている。
「町営施設では規模が小さく、子どもが本に触れる機会を少しでも多く作ろう」。その思いに共感した根岸さんは、地元三浦での出張イベントができないかと打診したことがきっかけだった。
当日は本を積んだ移動図書館が来場するほか=写真下=、同社のバス2台も開放。大勢でにぎやかに読む“わいわい号”、じっくり静かに楽しむ“よむよむ号”に分け、来場者が自由に読書できる空間として車両を活用するという。
そのほか、読み聞かせや古本市、ワークショップ、カフェスペースなどを設置。1日楽しめる企画を用意する。今後も定期的な開催を予定しているという。
会場は三浦観光バス駐車場(上宮田1486の2/三浦海岸駅そば)、入場無料。
詳細は同社【電話】046・888・3821
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