南下浦小学校(金沢信一校長)で今月9日、外部講師を招き、出汁について学ぶ出前授業が行われた。
これは、総合学習として6年生が取り組む「みうらめん まちおこしプロジェクト」の一環。生活に身近な海について関心を持ってもらおうと行われているもので、地元食材を活用した「みうらめん」づくりに挑戦している。
今回行われた授業の講師は、大日本水産会の山瀬茂継さん・早武忠利さん、日本海老協会の藤井稚代さん、「ねぎお寿司」(千葉県)の根岸和也さんの4人。目の前でマダイをさばいたり、昆布や鰹節、エビで出汁を取る様子を実演した。子どもたちは試飲しながら味と香りの違いを楽しみ、根岸さんから出汁の組み合わせやバランスの大切さを教わった。
三浦産の海藻について学んだ児童ら。今年5月には、三崎の中華料理店「港楽亭」の長谷川雅徳さんを講師に迎え、名物の三崎まぐろラーメンの誕生経緯やレシピなどの話を聞いた=写真下。
今後、製麺事業者へのインタビューや塩田での塩づくり、レシピの開発などを予定しており、「みうらめん」の完成をめざす。
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