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三浦版 公開:2021年8月27日 エリアトップへ

海を知る"渚の美術館" NPOが開設資金募る

文化

公開:2021年8月27日

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施設の完成イメージ(日本渚の美術協会提供)
施設の完成イメージ(日本渚の美術協会提供)

 NPO法人日本渚の美術協会(本間清会長)=人物風土記で紹介=は、和田長浜海岸で漂着物アートの展示と、海を守る大切さを啓発するミュージアムの開設に向けて、資金を調達するクラウドファンディングを行っている。

 同協会は2000年に設立し、同海岸をはじめ全国で美化活動を実施。回収したゴミを「海からの贈り物」ととらえ、シーグラスや貝殻、流木などで「シーボーンアート」と名づけた作品を制作=写真下=し、体験会や展示会を催している。

 「活動をする上で、海の近くでミュージアムを作りたかった」と本間さん。これまで城ヶ島や猿島(横須賀市)を候補地に検討を進めるも条件が合わずに行き詰っていたところ、同海岸でハウススタジオを運営する齋藤豊紀さんと出会い意気投合。空き別荘を活用し、カフェやバー、テントサイトなどを有する複合型施設「バンビーノテラッツア」の一角に、ミュージアムスペースを設けることになったという。「シーボーンアート発祥の和田長浜に開けることがとても嬉しい」

 本間さんは会員の高橋峰男さんや横山実さんらと、改修作業に注力。集まった資金は資材費などに充てられ、支援者には金額に応じて、シーグラスのペンダントやランプ工作キットなどの返礼品が贈られる。

 ミュージアムは今年10月末頃(施設全体は来年3月頃)の完成予定で、作品展示やワークショップを開催していく。「同施設を海岸美化啓発拠点に据え、三浦の海の魅力発信や地域活性化にもつなげたい」と意気込む。

 締め切りは9月10日(金)午後11時。すでに第一目標の100万円を達成し、現在は150万円をめざしている。詳細は【URL】https://readyfor.jp/projects/68710
 

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