横須賀市大津町出身の小堀聡さんがこのほど、京浜急行電鉄沿線の経済史とまちづくりに焦点を当てた「京急沿線の近現代史」(クロスカルチャー出版/税抜1800円)を刊行した=写真。
小堀さんは横須賀高校卒業後、京都大学・大阪大学大学院へ進学。現在は名古屋大学大学院経済学の准教授として教鞭を執っている。
昨年、創立120周年を迎えた京浜急行電鉄。臨海工業地帯の発展ともに変化する沿線地域の生産活動や生活をまとめた1冊は、車両のカラーを模した表紙が目を引く。
横須賀の閉塞感や海岸の比較など地元出身者ならではの視点も随所に散りばめられており、写真や図表を交えて解説。全12章のうち、「三浦海岸〜油壷―三崎直通の夢と現実」と題された章もある。小堀さんは「幅広い方に読んでほしい」と話している。
文教堂横須賀モアーズ店、金文堂信濃屋書店(西浦賀)、引田書店(久里浜)ほかで販売中。
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