洋画家、染色家で柔道家でもあった異色の画家、湊辰治（１９０９-２００１）の作品展が「Ａｒｔ＆Ｃａｆｅ湘南くじら館」（片瀬目白山１の３）で始まった＝写真。３月23日（土）まで。
湊辰治は岩手県花巻市生まれ。新聞特派員としてシベリア漁場の文や絵などを手掛けた。51年から６年間は「南極の絵が描きたい」と捕鯨船に乗船し、乗組員として作業の傍ら南氷洋や寄港地などを描いたという。
今回の企画展は故人の家族の意向を受けて「くじら」つながりの同館が企画。油絵やスケッチブック、本、写真など20余点を展示している。
開館は木金土曜日の正午から午後５時。問い合わせは同館【電話】０４６６・２１・９２６２。
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