あいさつする山本理事長
特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、訪問看護ステーションや在宅サービスなど７つの福祉事業を行う聖隷（せいれい）藤沢ウェルフェアタウンの竣工式が先月24日、大庭にある同所で行われた。
関係者を前にあいさつに立った社会福祉法人聖隷福祉事業団・山本敏博理事長は「質の高いサービスを提供していくという気持ちをもち、しっかりやっていきたい」と語り、「地域に密着し文化施設として、また避難所としても役立っていきたい」と話した。
特別養護老人ホームは、入所定員１００人、短期入所20人。６５０人を超える入所希望者の中から、面接などを経て入所者を決めた。入所する市民の介護度平均は約３・８。他の特別養護老人ホームのオープン時の平均よりも高く、介護度の高い市民を多く受け入れた。
７つの事業に携わる職員の数は、パートも含め１４０人。今後、さらに増える予定だ。
聖隷福祉事業団は、福祉事業者としては国内最大規模。本部は静岡県浜松市。
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