藤沢西高校(片英治校長)陸上部の松添基理(きりい)選手(3年)が8月1日、山梨県甲府市で行われた2014年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技に初出場し、準優勝に輝いた。松添選手は気温35・5度の猛暑の中、7m65(追い風+0・9m)の好記録をマーク。「助走でスピードに乗れて踏み切りも上手くいき、『よく跳んだ』と感じられる跳躍だった。記録は嬉しいが、順位で負けた悔しさの方が強い」と語った。
優勝した佐久間滉大(こうだい)選手(法政二高3年)の記録は、大会新記録となる7m80(追い風+2・0m)。西高陸上部顧問の根本千尋教諭によれば、インターハイのトップ争いは通常7m50前後で行われるため、松添選手の跳躍は例年ならば優勝記録に相当するという。
松添選手は13年夏の関東大会で7位と、あと一歩のところでインターハイ出場を逃していた。その後、身体の成長や技術、体力の向上で飛躍的に記録を伸ばし、同年秋の日本ユース陸上競技選手権大会で準優勝を飾るなど、全国屈指の選手として活躍している。
松添選手は「佐久間君という強いライバル選手と競い合ってきたから、自分も成長できたと思う。今後は進学して競技を続け、6年後の東京五輪代表選手を目指したい」と話した。
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