今年3月に閉鎖されていた県施設「柳島青少年キャンプ場」について、茅ヶ崎市は移譲を前提として再整備することをこのほど発表した。計画では新たな宿泊棟の建設やシャワー、下水道施設のリニューアルなどが予定されており、来年3月に整備完了、4月以降の開設を目指す。
* * * * * * * * 市内柳島、相模川流域下水道左岸処理場に隣接した場所にある同キャンプ場。昭和40年にオープンし、ログキャビンやテントサイトを備えた施設として活用されてきたが、県は一昨年より施設運営の見直しを実施。県による運営の廃止や施設の移譲という結論を出し、茅ヶ崎市と話し合いを重ねていた。
今回の整備事業は県と市が合同で行い、それぞれが費用を負担する。総事業費は約1億円ほどを見込んでおり、今月開催の市議会で補正予算案を提出する予定だ。今後の工程としては9月までに設計を行い、順次建物の建築や下水道の工事を実施していく。再整備完了後、県から市へ施設が移譲されるという。
服部信明市長は記者発表の席で「さがみ縦貫道の開通など、この地域のポテンシャルは高い。駐車スペースの確保や津波の対応なども検討して、より幅広い層の方々に利用される施設を目指したい」と話していた。
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