茅ヶ崎市内の飲食店らが8月7日、被災地支援を目的とした「チガケセンプロジェクト」として「復興祭in気仙沼・階上」を階上小学校(宮城県気仙沼市)で開催した。屋台やライブ、神輿披露等の催しに約1000人が集まった。
同プロジェクトは代表の日向正篤さんと気仙沼出身のジャズドラマー・バイソン片山さんが震災直後から支援を続けていたのがきっかけで立ち上がった。今回は同地で毎年行われている「気仙沼みなとまつり」が中止となり、現地と同プロジェクトのメンバーが協同で祭りを行うことを企画した。「『やってあげる』という上から目線ではなく、現地の人たちと一緒に分かち合いたかった」と日向代表。
祭りには市内の飲食店ら約130人が参加し、現地スタッフと協力して焼き鳥や綿あめ、飲み物などの屋台を出店。家族連れや同小の児童など多くの人が訪れた。共催した階上地区体育振興会の畠山協会長は「財力も人材もない中で、茅ヶ崎の方々に物資の面から色々とやって頂いた。被災したがプラス思考で頑張っていきたい」と話していた。
日向代表は「子どもたちの笑顔がお土産になった。(支援活動は)これからも続けていかなければいけないこと。『なんとかしたい』という想いの重さは今後も変わらない」と話していた。
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