家庭婦人バレーボールチーム「ミッキーマウスクラブ」(神保仁子監督)が12月2日(金)福岡県で幕開けする「第1回全国ママさんバレーボール冬季大会」に神奈川県代表として出場。”決勝リーグ進出”を胸に、持ち味の全員バレーで上位進出を狙う。
過去4回の全国大会出場を経験する同チーム。30代から50代までの婦人15人で構成し、毎週2回、松浪小学校体育館などで練習に励んでいる。
今年は震災の影響で3月から8月の開催となった全国大会(三重県)にも出場し、ブロック2位に。全国出場は果たすものの2位に甘んじることが多く、決勝リーグ進出を大きな目標としてきた。
チームの要となっているのは「組織力」だ。実業団などで活躍した選りすぐりの選手を揃える他の代表チームに対し、本格的な経験者はいない。しかし神保監督は「一人ひとりの力というより全員でバレーをするのが強み。自慢できることはないけどチームワークを大切にしている」と話す。
これを象徴するのがセッターを置かないプレースタイル。ボールの行方を見極め、変幻自在に攻撃へと転換する。文字通り、あうんの呼吸でないとうまく作用しない。しかしピタリとはまった時に相手は翻弄され強さを発揮する。エース級の選手を集めた代表チームに勝るのはこの組織力。キャプテンの上野由美さんは「相手に攻撃される前に積極的に攻撃していく。自滅しないようチャンスを確実にものにしていきたい」と勝ちパターンを意識した展開を心掛ける。
冬季大会は2日に開会式、3日から5日まで試合が行われる。「この大会で勢いをつけて3月のやまゆり杯・小田急旗争奪戦に臨みたい」と神保監督は意気込んでいる。
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