茅ヶ崎商工会議所青年部の新会長 小川 裕暉さん 円蔵在住 41歳
繋がり深めて地域貢献を
○…今年度掲げたテーマは「心あふれるまち茅ヶ崎の実現 愛とコミュニティ溢れる茅ヶ崎を!」。この言葉には昨年の東日本大震災が大きく影響している。「被災地を何度か訪問して、現地の方たちの繋がりが震災当初より強くなり、笑顔が戻ってくる様子が実感できたんです。茅ヶ崎でもまちづくりなどで活動する団体は色々ありますが大きく目指すところは同じはず。そうであれば自分たちも含め、団体同士の繋がりを強くすることで茅ヶ崎により大きな貢献ができると思います」。
○…青年部への入会は10年前。当時の苦労話を訊ねると「無いなあ。色々なことを経験したけど、物事を悩み続けてもしょうがないと思うんです。湘南祭の実行委員長だった時、大雨に降られて大変だったこともあったけど、それも今では笑い話だしね」ときっぱり。会長職へのプレッシャーを感じさせない豪快さも魅力の一つだ。
○…生まれ育ちは今も暮らす円蔵。現在は祖父、両親と妻、3人の子どもの8人家族。パソコンに熱中して自作のゲームをプログラムするなど、意外にも内向的な側面があったという少年時代。建築学校を卒業後、大手建設会社に就職し、26歳の時に父親の経営する大栄建設工業(株)へ戻ってきた。現在は同社の代表を務めており多忙な日常を送っているが、マウンテンバイクやクレー射撃などの多彩な趣味も継続中だ。
○…昨年度は会員が100人を超えるなど、規模の拡大が図られた青年部。今年は内側にも目を向けていきたいという。「メンバーの自己研鑽を続けたい。より多くのメンバーが参加できて、まちづくりの素晴らしさや達成感を共有できるような、魅力ある青年部運営をしていきたいですね」。団体間のコミュニケーションに加え、メンバー同士の繋がりを深めることでまちづくりの質を高めていこうとする商工会議所青年部。今年度も様々な場面での活躍が期待されている。
|
<PR>
|
<PR>