高校野球神奈川大会 西浜がダブル大役 選手宣誓&司会進行
第94回全国高等学校野球選手権神奈川大会の開会式(7月8日(日)・横浜スタジアム)で、県立茅ヶ崎西浜高校の栁田凌大主将が選手宣誓を、宇野優紀マネージャー(いずれも3年)が司会進行をそれぞれ務める。
6月9日に行われた組み合わせ抽選会で、参加190校の中から「94番」を引き当て”大役”に決まった栁田主将。「(引いた瞬間は)やってしまったという感じでした。しかし今は、冷静に『一生に一度、今年の神奈川大会では自分しかいない』と考え、とても光栄に思っています」
「全力でやらないと部員も付いてこない」という信念を貫いてきた。原稿はその「全力プレー」をキーワードに、チームメイトと共に考え文章にまとめた。「震災から1年が経ち、依然復旧作業が続く被災地の方にも元気を届けたい。今年の神奈川大会は参加校全員が全力で戦えるような宣誓にしたい」と意気込む。
一方、司会を務める宇野さん。渡辺晃監督から昨年の原稿を受け取り、何度も声に出して読み返す練習に励んでいる。「緊張して噛んでしまいそうで」とはにかむが、本番は強い想いで臨む。「司会の話を3年生マネージャーの3人にしたら『私がやります』と真っ先に立候補したのが、宇野でした」と渡辺監督は話す。宇野さんは「1年生の頃から『私もやれたらいいな』と憧れ続けていたので、生き生きと思い出に残る進行をしていきたい」と念願の大役を全うする。今年の夏は、試合前の2人の”全力プレー”にも注目だ。
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