通学路の緊急点検 市内66カ所が危険 現場の声生かした対策も
文部科学省、国土交通省、警察庁が全国の公立小学校を対象に今年度初めて行った「通学路における緊急合同点検」の調査結果がこのほど発表された。これによると危険な場所は全国で6万カ所で、市内では66カ所にのぼることが分かった。
この結果は、茅ヶ崎警察署と市が市内19小学校を対象に今年4月に独自に行った「通学路改善要望」調査がもとになっている。調査は6月末に集計が行われ299件の声が寄せられた。この中では通学時間帯の車両通行止め、信号機や横断歩道、カーブミラー、ガードレールの設置を求める声が多かったという。
また警察署と市では、6月末から8月末までの間に、市内通学路の危険箇所を実際に確認する作業も行った。「通学路の改善要望の取り組みは今後も引き続き行っていきます。改善に向けて、市の関係部署との繋がりや地域住民の方々との連携をさらに深め、市内通学路の危険箇所を少しでも減らしていけるように対策をしていきます」と市学務課の担当者は話している。
また警察署交通総務課担当者は「現場からの意見の中で、通学路の交通規制を求める声が多く寄せられています。これに対して自治会を中心とした地域住民の方が協力して頂けているおかげで長年に渡り、通学時間帯の規制が実現できています。この先も暖かい支援をお願いします」と協力を呼び掛けている。
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