昨年同時期より増加 市内の熱中症傷病者搬送数
茅ヶ崎市内の熱中症傷病者搬送数が7月29日現在で、昨年同時期に比べて増加している(茅ヶ崎市消防本部調べ)。今年は7月29日現在で、熱中症または熱中症の疑いで29人が搬送され、昨年同時期の16人と比べ、13人多い数値となっている。また今年は今のところ重症患者は出ていないという。「今年は昨年よりも梅雨明けの時期が2週間ほど早く、7月上旬から急激に気温が上がったため、体調が高い気温に追いつかないことなどが主な要因となっているのではないか」と同本部救命課は分析する。
十分な対策を
また年齢別で見ても高齢者が多いことは確かだが、屋外で長時間激しい運動をしていたという部活動の生徒や社会人など、10代から30代の人も性別に関係なく救急搬送されており、今後も十分な注意が必要だ。
同本部救命課は対策として【1】水分補給をこまめにする【2】エアコン、扇風機を我慢せず使用する【3】適度な休息をとる【4】日中の激しい運動を避けるなどを挙げる。
同課は「最近は涼しい日もあり、熱中症患者の救急搬送数も落ち着きを見せているが、8月も例年と同じく厳しい暑さが予想されます。とにかく無理をせず、熱中症対策を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
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