茅ケ崎西浜高校出身福井駿選手 主砲として強豪牽引 桐蔭横浜大が神宮大会へ
茅ケ崎西浜高校野球部出身の福井駿選手(21)が桐蔭横浜大学(関東五連盟第一代表)の主力メンバーとして、11月16日(土)から明治神宮野球場ほかで開催される第44回明治神宮野球大会に出場する。
高校3年時には古村徹投手(当時2年、現・横浜DeNA)らと共に主に捕手としてチームを牽引し、夏の神奈川大会ではチームをベスト16に導いた福井選手。
進学先の同大学では昨秋と今春の神奈川大学野球リーグ(一部)でベンチ入り。代打で出場しコンスタントに結果を残したが、スタメンに名を連ねると結果が残せずにいた。チームはリーグ制覇し、春の全国大会に出場するも自身に出場の機会はなかった。その悔しさを振り払おうと臨んだ夏の青森キャンプでは、例年以上にバットを振り込み、打撃向上に着手。迎えた今秋のリーグ戦でメンバー入りし、序盤戦はベンチスタートとなったが、第3節の横浜商科大戦でスタメン出場するとエース岩貞祐太投手(今秋ドラフト阪神1巡目指名)からヒットを放ち上り調子に。最終節の関東学院大戦では4番に抜擢され、2ランホームランを放つなどの活躍で昨秋から続くチームの3季連続リーグ優勝に大きく貢献した。「優勝がかかる大一番で自分が打ってチームに勢いを付けられたことで、自信に繋がりました」と振り返る。
聖地での飛躍を誓う
神宮大会出場をかけ、その後行われた関東地区大学野球選手権大会でも4番に座り、初戦の白鷗大戦では第一打席から犠牲フライで打点を挙げ、勝利に貢献。決勝の上武大戦でもヒットこそなかったが、3四球を選び存在感を見せた。チームは同大会で初優勝し、聖地神宮へ駒を進める。「昨年はスタンドで応援する立場だったので、今年こそ自分の一打で試合を決めたり、流れを持ち込むバッティングをしたい」と大舞台を前に決意を込めた。
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