WEBサイト「税金はどこへ行った?」 市民団体が茅ヶ崎版公開 市税使途を見える化
地域コミュニティ「湘南Apps!」は、12月2日、個人の市民税の使い道を可視化するウェブサイト「税金はどこへ行った?」茅ヶ崎版(http://chigasaki.spending.jp/)を公開した。
同サイトは、入力された納税者個人の年収から市民税の年総額を概算。その額に応じて、個人の税金が一日あたりどの分野にどれほど使われているかを自動的に表示する。各使途への配分比率は、茅ヶ崎市の2013年度予算説明書(一般会計)を参照している。
市民税の算出方法は市ホームページにも掲載されているが、複雑な計算が必要になる。同サイトでは計算を簡略化し、手軽な操作と高い視認性で目安を確認できる点が特長だ。
「税金はどこへ行った?」は、英国のプロジェクトを原型に昨年、横浜市版がスタート。12月9日現在で全国55の自治体版が各市民の手によって公開・運営されている。茅ヶ崎版を手がけた「湘南Apps!」はITによる湘南地域の活性化を目指す団体。開発メンバーで市内在住のエンジニア・七島偉之さんは「サイトを通して茅ヶ崎市の税金を身近に感じてもらい、行政議論のきっかけになれば」と話す。今後は使途の具体的な説明や近隣地域との比較などのコンテンツを考えており、プロジェクト参加者も募集しているという。
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