茅ヶ崎市内の他、平塚・藤沢・鎌倉などで活動をしている「NPO法人チャリティーサンタ」湘南支部が、今年も12月24日(水)夜にサンタクロースを各家庭の元へ連れてくる―。
クリスマスイブの夜に、茅ヶ崎を含めた周辺地域の子どもたちへプレゼントを届ける活動を行っている同団体。マネージャーを務める城田正樹さん(24)=茅ヶ崎市赤羽根在住=は、湘南支部に所属し今年で5年目を迎える。参加するきっかけとなったのは、大学時代のこと。「先輩から『俺、実はサンタなんだ』と告白を受け、最初は何を言っているんだと。しかし、クリスマス当日以外でも茅ヶ崎中央公園で子ども達と遊ぶ企画やチャリティー内容を報告する新聞、子どもたちが大人になった時を考えた手紙など、何年にも渡って子どもたちの笑顔のために活動し、社会に貢献する方針に胸を打たれました」と城田さんは話す。現在は市内高田のガソリンスタンドで働く傍ら、時間を作っては活動に力を入れる湘南支部の中心メンバーだ。
「プロ」サンタがお届け
同団体は、全国21支部から成り、神奈川県には湘南支部と横浜支部が県内を大きく2つに分けて担当している。届けるプレゼントは、事前に預かったプレゼントと言葉。当日事前依頼を受けた家庭1軒1軒を、電車やバスといった公共交通機関を利用してボランティアスタッフが訪れる。そのボランティアスタッフは、「サンタクロース修行」を経た人々。容姿の徹底はもちろん、言葉遣いや想定問答なども綿密に「修行」をしているのだという。
また同団体は、この活動の際にチャリティー金を預かり、世界の貧しい国や国内の環境が厳しい地域での支援を行っている。昨年のチャリティー金は、ネパールの子どもたちへの学資支援と東北の子どもたちを岡山県で自然体験させる支援に充てた。
サンタクロースを家庭に呼びたい場合(今年の受け付けは12月21日(日)まで・先着順50家庭)など、詳細・問い合わせは同団体公式HP【URL】https://charity-santa.com/へ。
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