3月11日(水)にシンポジウムを開くローカルファースト研究会の代表を務める 淺野(あさの)真澄さん 柳島在住 41歳
発掘する街の魅力
○…「ローカルファースト」という考えのもと、より豊かな茅ヶ崎の街づくりの為に奔走する。同研究会は活動の第一歩として、一昨年末に書籍「ローカルファーストが日本を変える」を出版。この価値観をさらに広めようと3月11日(水)に茅ヶ崎市民文化会館でシンポジウムを開催する。「茅ヶ崎は相模縦貫道の開通もあり、今がムーヴメントを起こす時だと思います。そのきっかけになれれば」
○…短大卒業後、国内線のキャビンアテンダントやソムリエ、ショッピングモールのインフォメーションスタッフなど多様な職を経験。現在は同事業の他、ビジネスモデル開発会社の(有)嘉祥でマネージャーを務める。「マネジメントに関心があって」。起業を考えた時期もあり、当時から語学の勉強は続けている。
○…生まれは「東洋のハワイ」とも言われている鹿児島県指宿市。「茅ヶ崎の魅力は和やかな人柄と余所者でも溶け込める温かい土地柄。ハワイとの繋がりも深く、故郷を思わせる雰囲気があるんです。のんびりとして子育てもしやすい」。家庭では中1と小4の息子を持つ母。「子どもが生き甲斐。ただちょっと最近は反抗期っぽい。それもまた面白いんですけどね」とチャーミングな笑顔を見せる。
○…旅好きで以前はバックパッカーにはまった。ヨーロッパが多く、あてもなく街を歩きながら美術館を巡ったり、何時間も飲食店を選別したり。「お金が無くなったら帰国していました」。無計画さを振り返り、口に手をあて笑う。そんな街の魅力を発掘することが好きな自分と、ローカルファースト事業は巡り合わせだという。「茅ヶ崎にも素敵な場所やお店がある。見失われてしまいがちな街の魅力を住む人たちに意識してもらえたら」。路面店など街に生きる人たちとの関わりや発見が地元を愛するきっかけになり、街の豊かさへ繋がる。その概念を掲げ、女性目線で街をマネジメントしていこうと舵を握る。
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