市内十間坂にあるダンススクール「B・エキサイティング」が第4回アジアエアロビクス選手権大会に出場し、3部門で優勝を果たした。団体部門の優勝は、4度目の出場となった今回が初めて。
兵庫県で3月14日、15日に開催された同大会には日本のほか、ハンガリーやドイツなど8カ国が参加。年齢別や個人、団体の各部門に分かれ、エアロビクスに限らず、ジャズやヒップホップなど様々なジャンルのダンスで競い合った。
同スクールのメンバーらは昨年12月に行われた全国大会で上位に入賞し、このアジア大会の出場権を獲得。1日目の14日には国内選手のみの予選が行われ、その中でさらに上位に入った選手が15日の本選に進んだ。大会結果は、年齢制限なしで行われた団体部門で同スクールのチーム「三丸大サーカス」が優勝、「魚群戦隊おどれんじゃー」が3位。中学生以上グループ部門では「B.Best dancing Queens」が優勝を飾った。
個人戦でも大健闘
「三丸大サーカス」でリーダーを務めた多賀遥奈さん(中1=以下大会時点の学年)は「優勝が決まった瞬間はみんな喜びのあまり叫んでいました。本当にうれしかった」と話し、副リーダーの酒多麗(うらら)さん(中2)は「今回は勝てたけれど他のチームもレベルを上げてくるので、気を抜かずに次回も頑張りたい」と連覇への希望も込めて話した。
また、個人シングル部門中学生以上の部で山村菜海さん(中3)が準優勝。高学年の部で酒多華暖(かのん)さん(小5)が準優勝、倉本理梨さん(小5)が第3位。低学年の部で内田陽向子(ひなこ)さん(小3)が第3位と好成績を収めた。
さらに、既定の課題を踊る個人戦サーキット部門では中学生以上の部で山村菜海さんが準優勝、多賀遥奈さんが3位。高学年の部では高村美羽さん(小4)が優勝、酒多華暖さんが準優勝、倉本理梨さんが第3位。低学年の部で内田陽向子さんが第3位と、こちらも各部門で同スクールの面々が名を連ねた。
3部門で上位に入賞し、団体「魚群戦隊おどれんじゃー」でもリーダーを務めた内田陽向子さんは、「自分より年が下の子もいたので緊張をほぐしてあげることや、体の角度など演技の修正をしました。みんなで結果を出せたことが何よりもうれしかったです」と大会での感想を話した。
指導者の三丸美香さんも「過去のアジア大会で良い結果が出せなかったこともあり、今回の勝利は本当に大きい。子どもたちも刺激し合い、助け合い、これまでになかった成長が見られます」と話した。
5月3日(日)に中央公園で開催される市民まつりにも参加予定の同スクール。アジアを制したダンスを披露する。
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