茅ヶ崎市は、サザンビーチちがさき海水浴場の今夏の来場者数を15万7000人と発表した。前年(14万3200人)に比べ1割程度の増加となった。
今年の開設期間は7月4日から8月31日までの59日間。2度の台風とお盆時期にシュモクザメの出現による遊泳制限などがあった今シーズンだったが、3月に全線開通した「さがみ縦貫道路」(圏央道)や3年ぶりに開催され約3万6000人が来場したaiko野外フリーライブなどが来場者の増加を後押しした。
「海なし県」の集客増
圏央道で新たにつながった地域にサザンビーチをPRしようと茅ヶ崎市観光協会では今夏、群馬県や埼玉県で誘客キャンペーンを実施。週末や祝日の営業時間を通常より2時間延長するなど集客に取り組んだ。また安全面の向上のため、津波避難誘導訓練の実施や津波避難マップの配布なども実施した。
茅ヶ崎市観光協会では「台風やサメなどのマイナス要因もあったが、7月以降の記録的な暑さや圏央道の開通による埼玉・群馬などからの来場者の増加、aikoさんのコンサートなどが幸いした。サザンビーチは圏央道で新たにつながった海のない地域の人たちにとって、家の駐車場から海水浴場まで水着のまま出かけられる数少ない海水浴場。このメリットを有効活用し、来年も県外からの集客をより一層図っていきたい」と話している。
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