梅田小学校(竹内清校長)の児童が、このほど市や企業などと連携した「古本回収プロジェクト(FKP)」を実施し、市民から提供を受けた本を売却して得た収益金6730円を市の「太陽光発電設備普及啓発基金」と「緑のまちづくり基金」に寄付した。
これは子どもたちにリユース(再利用)を通して環境保全の大切さを学んでもらおうと、9月20日に開催された「ちがさき環境フェア」にブースを設けて実施したもの。イベントを主催する茅ヶ崎市と市民団体「ちがさきエコワーク」が、同校に打診したことがきっかけとなった。プロジェクトには市やちがさきエコワークのほか、回収本の買い取りを行ったブックオフコーポレーション(株)も協力した。
活動の中心となったのは梅田小6年生からなる運営委員の児童10人。児童らは事前に本の提供を求めるポスターやチラシを作成し、校内での広報活動や家庭への呼びかけを行い、イベント当日は古本を持ち込む市民の対応などでブース運営を体験した。
寄付金は10月15日に市役所で児童から服部信明茅ヶ崎市長に直接手渡された。服部市長は「本当にありがとうございました。この経験をぜひ今後にも役立ててください」と感謝の言葉を送った。同委員の柴田幸成くんは「大変だったけどみんなで大きな事を成し遂げて信頼関係が築けた」と活動を振り返った。
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