東京都渋谷区の代々木第二体育館で9月10日(土)に開催される「第4回全日本小中学生ダンスコンクール」(主催/朝日新聞社)に、市内から2チームが出場する。全国の大舞台に挑むのは、汐見台小学校ダンスクラブ「S・D・R」(汐見台ダンスレボリューション)と、十間坂のエアロビスクールB・エキサイティングの「三丸大サーカス」。
小中学生が現代的なリズムダンスの技能力や表現力を競う大会で、全国大会には東日本、西日本、東海、九州の各ブロックで金賞を獲得したチームのみ出場できる。両チームはビデオ審査を経て、8月22日から24日に開催された東日本大会のダンス審査でそれぞれ金賞に選ばれた。
悲願の金
小学生部門「学校参加の部」に出場したS・D・Rは3度目の挑戦。一昨年は銅、昨年は銀と着実に実力を積み重ねてきた6年生にとって最後のチャンスに獲得した悲願の金だった。
「今回はヒップホップにハウスダンスを加えた難易度の高い振付と構成。子どもたちは休み時間や土日も使って練習を重ねてきた」と顧問の石井孝宏教諭。
4年生からクラブに所属している笹原朱莉さん、鈴木かえでさん、秋山レラさんら6年生メンバーは「最後だから自分たちの出せるものを全部出して、悔いのないように楽しく踊りたい」と意気込み「上を向いて、笑顔で大きく踊り、銀賞以上を目指したい」と全国への目標を掲げた。
全国でも金を
中学生部門「オープン参加の部」に出場した三丸大サーカスは、4年連続の金賞で全国に臨む。
東日本大会では直前にけがをした多賀遥奈さん(円蔵中3年)から、倉本理梨さん(萩園中1年)が急きょリーダーを引き継いだ。指導者の三丸美香さんは「振付や配置の変更に短期間で対応するため、みんな毎日泣くほどの練習をこなしてきた」と振り返る。倉本さんは「みんなで今までやってきたことを全部出しきって、けがをしても練習を見に来てくれたリーダー(多賀さん)に金賞を持って帰りたい」と話した。
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