ムラサキスポーツ茅ヶ崎南口店勤務のプロボディボーダー・近藤義忠さん(35・平塚市在住)が、2016年のJPBA(日本プロボディボード連盟)年間ランキングでメンズプローンの最多ポイントを獲得し、9年ぶりにグランドチャンピオンの座を奪還した。
近藤さんは、10月8日と9日に宮崎県で開催されたJPBAツアー2016の最終戦にあたる第4戦「木崎浜クリーンビーチカップ」に出場。プローン(腹ばい)のメンズクラスで準優勝し、年間の累計ポイントで国内ランキング1位を決めた。
再び頂点を
19歳でプロデビュー、2002年から05年まで4年連続で国内タイトルを獲得した近藤さんだったが、07年を最後に年間ランキング2位から4位を行き来する年が続いた。「年齢的にも上のほうになってきたので、若いころよりもフィジカル(身体面)の調整を意識した」と話すように、4年ほど前からスポーツ選手のコンディショニングを手がける理学療法士に付いてもらい、技術的な相談や必要なトレーニング、ストレッチなどについてアドバイスを受けて、それらを取り入れていった。
努力の甲斐もあり16年は第4戦までに累計ポイントで1位に。グランドチャンピオンに王手をかけて臨んだ最終戦、近藤さんは「2位との点差がそれほど離れていなかったのでプレッシャーもあったが、自分の出番の前によく海を観察し、他の選手が見えていなかった良い波を掴んで、思うようなプレーができた」とツアーを振り返り「これまで悔しい思いもしてきたが、グランドチャンピオンを取り戻すことができてうれしい。家族や仲間、職場の同僚、スポンサーなど応援してくれた皆さんに感謝して、これからも世界に通用する選手を目指していきたい」と意気込みを語った。
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