乳牛の体の美しさや飼養技術を競う品評会「2016年度神奈川県乳牛共進会」が10月23日に県家畜集合センター(綾瀬市)で開かれ、茅ヶ崎市内で酪農業を営む吉田牧場(堤1520)の乳牛が総合1位のグランドチャンピオン(農林水産大臣賞)に輝いた。
同大会には県内各市町村の代表が出場し、年齢や出産経験の有無(経産・未経産)で分けた第1部から第10部までの10部門で審査を実施。各部門の1位の中から1頭がグランドチャンピオンに選ばれた。
吉田牧場の「グッドフィールド グローリア ワンダフル スパット」は第9部(ホルスタイン種・経産・4才以上5才未満)で1位となり、全体の中でも高い評価を受け1位となった。4年ぶり2回目の快挙を成し遂げた同牧場は吉田幸男さん(60)、妻・恵子さん(59)、息子・雅章さん(36)と寛隆さん(35)、寛隆さんの妻・良美さん(35)の家族で65頭ほどの乳牛を育てている。幸男さんは「毎年頑張ってもなかなか取れない賞なので、感慨深い。美しく品位がある乳牛と評価されて嬉しい」と話す。
今回入賞した乳牛は11月22日・23日に埼玉県で開かれる関東大会に進む。同牧場からはグランドチャンピオンのほか各部門で優勝した乳牛も含め計3頭が出場。雅章さんは「大会会場の気候に合わせたり運搬時のストレスを軽減させ、乳牛のコンディションを整えることが大切。大会当日にベストな状態にしたい」と意気込みを語った。
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