茅ヶ崎など湘南地域を中心とした34人が所属する女声合唱団「湘南はまゆう」＝写真。11月24日（土）・25日（日）に札幌で開かれる「第71回全日本合唱コンクール全国大会」（大学職場一般部門）に２年ぶりに出場する。
10月21日の関東大会で金賞を獲得し、全国に進むはまゆう。関東の舞台では課題曲のほか、与謝野晶子の詩・短歌に曲をつけた「乱れ髪」と「『花紅』よりII・はたち妻」を披露。審査員からは「包容力のある温かい歌声」「艶やかな演奏」と評価を受けた。鈴木理恵子代表（64）＝円蔵＝は「他の出場者は20・30代が多く私たちは50代〜70代が中心。それを強みに長く歌い続けてきたことで積み上げてきたものが結果に出た」と振り返る。
１９８８年に結成し、創立31年目を迎えたはまゆう。コンクール出場のほか、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートの開催を続けている。
この大会の全国出場は８回目。青山道代さん（60）＝松林＝は「歌える機会を与えてもらったことを大切に、より表現力を高めて、自分たちなりに素敵な音楽に近づけていきたい」、コンサートミストレスの田端裕子さん（59）＝二宮町＝は「心から楽しんでいる姿を見てもらいたい。周りの若い団体たちに向けて『続けていくとこうなれる』という存在になれれば」と意気込んだ。
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