茅ヶ崎版 掲載号:2019年5月17日号 エリアトップへ

再び奏でられた“小出の宝” 70年前のピアノ復活

社会

掲載号:2019年5月17日号

  • LINE
  • hatena
お披露目会で小出小児童たちが演奏
お披露目会で小出小児童たちが演奏

 小出小学校の校長室に眠っていたピアノが、地域住民の寄付金によって修復され、5月6日に同校体育館でお披露目された。約70年前に学校へ寄贈されたピアノのやさしい音色に、200人ほどが詰めかけた会場は温かな雰囲気に包まれた。

 戦後間もない1948年、小出村の住民たちが名産だったサツマイモをお金に換えたり、寄付金を募ったりして小出小に寄贈した1台のヤマハ製ピアノ。授業や卒業式で子どもたちに寄り添ってきたピアノだが、月日が経つにつれ故障を繰り返すように。76年頃には新しいピアノが同校へやって来たため、古いピアノは影を潜め、断線や鍵盤が壊れた状態のまま近年は校長室に置かれていた。

 転機は2017年3月。当時の校長・野木直樹さん(62)が卒業式の参列者にピアノの復活を訴え、地域団体「小出地区まちぢから協議会」が呼応。修復に向け、目標額100万円の寄付活動を同年10月にスタートさせた。地域からの善意は予想を上回り、125万円に到達。1年前に業者へ修理を依頼しピアノは甦った。

演奏児童「いい音色」

 お披露目では、小出小児童や卒業生の北陽中生徒らが演奏。『ボギー大佐のはとぽっぽ』を姉妹で奏でた西山幸花(さちか)さん(小6)・心乃花(このか)さん(小3)は「軽くて弾きやすく、いい音色。また弾きたい」と笑顔を見せた。復活へ向け尽力したまちぢから協議会・鈴木暹(すすむ)さん(83)は「ピアノは小出の宝。次世代に引き継ぎ、茅ヶ崎の宝になってほしい」。

 ピアノは、同校創立150年を迎える4年後までは学校に保管され、その後は校外も含め設置場所を検討していく。なお、調律などピアノの維持を目的に寄付は継続して受付。(問)鈴木さん【携帯電話】090・1123・4041

無料葬儀式場

C-Xメモリアルホール美空

http://www.heiwadou.com

<PR>

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

学童待機が174人に増加

学童待機が174人に増加 教育

急がれる施設整備

6月14日号

茅ヶ崎映画祭 あす開幕

茅ヶ崎映画祭 あす開幕 文化

9会場で12作品上映

6月14日号

小児医療費 助成拡大へ

小児医療費 助成拡大へ 政治

通院補助を中学3年まで

6月7日号

小学校でエアコン稼働

小学校でエアコン稼働 教育

昨年の中学校に続き

6月7日号

大森真有さんがグランプリ

大森真有さんがグランプリ 社会

湘南ガールコンテスト

5月31日号

北マケドニアに五輪で協力

北マケドニアに五輪で協力 スポーツ

茅ヶ崎がホストタウンに

5月24日号

市内待機児童5人に

市内待機児童5人に 教育

減少も無償化対策急務

5月24日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年6月14日号

お問い合わせ

外部リンク